芝山町議会は、令和元年第2回定例会において、各議案の採決が行われた。今回は特に、教育予算拡充に関する請願が高い関心を集めた。教育は未来を担う子どもたちにとって重要な要素であり、その充実が求められる。
請願第1号は、国における2020年度教育予算の拡充を求める内容だった。教育の環境を整備するための財政的支援が不可欠とし、全会一致で採択が決定された。請願を報告した総務常任委員会委員長の岩澤達弥議員は、子どもたちの育成に向けて国からの支援が必要であると強調した。
また、請願第2号では義務教育費国庫負担制度の堅持が求められた。この制度は教育の機会均等を図るために重要であり、地方に過度な負担をかけるべきではないとする意見が集約された。委員長の報告によると、義務教育の基盤強化に向けた国の責務が求められるとの見解が示された。
さらに、今回の定例会では追加議案がいくつか提案され、全議案が原案通り可決された。新たな物品売買契約として、小型動力ポンプ車の購入が議論された。契約金額は3,635万5,340円で、東京都八王子市にある日本機械工業株式会社との間で締結される見込みだ。