令和2年第3回芝山町議会定例会では、主に補正予算が提案された。
相川勝重町長は、新型コロナウイルス感染症対策や経済支援として、令和2年度芝山町一般会計補正予算や、特別会計の補正予算が提案されたと説明した。具体的には、働き方改革や新たな生活様式を反映した条例の整備が議案として上程され、地域経済の活性化と町内の生活環境改善に寄与することが期待されている。
特に、令和2年度芝山町公共下水道事業特別会計補正予算については、予算の概要として約2億5000万円の補正が示されるなど、施設整備の重要性が強調された。相川町長は「地域のライフラインをしっかり確保するための重要な施策」との認識を示した。さらに、補正予算については、国の施策を受けてのものでもあり、地域のコロナウイルス感染症への対応と地域振興を両立させる方向性が確認された。
また、議案第2号と第3号では、芝山町の放課後児童健全育成に関わる条例の改正の必要性も訴えられた。児童の健全な育成を支えるため、運営基準の改正や、学童クラブ設置についての意見も交わされた。
その他、議案認定第1号から第6号に関しては、令和元年度芝山町一般会計決算の認定が求められ、詳細な説明がなされた。いずれも議員からの異議はありませんでした。特に決算にあたっては、収支の透明性と健全性を維持するために今後も監視していく必要があると強調される。
議会では、各種助成制度やキャッシュレス決済の導入など、民間企業との連携を強化し、人口形成、経済活性化への施策も進める方針が示された。
若者を呼び込み、子育て世帯の経済支援や生活環境の充実を図るため、地域資源を活用した施策が今後進められるだろう。議会終了後には、今回の定例会がどれだけ地域振興や住民福祉へと寄与するかが注目されている。