令和3年7月21日、芝山町議会臨時会が開催された。
町長の相川勝重氏は、出席議員全員に謝意を示し、議案の提案理由を説明した。
この臨時会では、3件の議案が提出され、いずれも可決されている。
議案第1号は、7月3日に発生した大雨による災害復旧のための予算についてのものである。
相川町長は、補正前の一般会計が57億7,754万1,000円から、400万円の増額を経て57億8,154万1,000円になるとして、議場に報告した。
また、補正の内容には、公共土木施設災害復旧費としての支出が含まれる。
次に、議案第2号は、芝山町子育て支援センター建設工事のための工事請負契約の締結に関するものであり、契約金額は1億8,348万円と報告された。
この契約は、制限付一般競争入札で決定された。
町長は、契約期間や工事の概要についても説明を行った。
最後に、議案第3号は令和3年度一般会計補正予算の第4号で、特に低所得子育て世帯への支援特別給付金を含む内容である。
歳入は470万円の国庫支出金及び100万円の事務補助金の増加が見込まれている。
支出面では、児童福祉費の増額が顕著であることが挙げられる。
質疑において、小嶋議員が、低所得子育て世帯への支援金の支給手続きについて具体的な内容を問う場面も見受けられた。
福祉保健課子育て・保健衛生担当課長は、システム改修の必要性を説明し、非課税確認や給付金の支給処理がシステムで行われる旨を述べた。
すべての議案は賛成多数で可決され、議会は無事に閉会を迎えた。
議長の岩澤達弥氏は、議員や執行部へ謝意を示し、閉会を宣言した。