令和2年3月2日、芝山町議会臨時会が開催された。議会人事の決定が行われ、新議長に岩澤達弥氏、副議長に實川嘉一氏が選任された。議長選挙では、出席議員全員が該当議員に投票し、満場一致での決定となった。
相川勝重町長は挨拶で、当選した議員にお祝いの意を表し、今後4年間の町づくりの重要性を強調した。また、新型コロナウイルス感染症に関連し、小学校と中学校を春休みまで休校とする対応を発表した。町民への情報提供に努める意向も示した。
会議では、監査委員の選任に関する議案が提出され、戸井沢夫氏が選任された。議員からは質疑が行われず、原案のとおり可決が決定した。続いて4件の損害賠償に関する議案が審議された。これには、令和元年発生の公用車事故に関する損害賠償決定が含まれ、詳細な金額が示された。
町長は、損害賠償に関して233万2,221円の決定を求める議案を提出し、議員の承認を得た。また、芝山クリーンセンターの修繕に関する専決処分の承認も行われ、これについても特別会計から877万4,000円の補正予算が説明された。議会はこれらの議案をすべて可決し、行政と議会の連携を強調した。全会議を通じて、町の発展と町民福祉の充実に向けて努力する方針が確認された。
さらに、専決処分の報告も含まれており、町の施策に対する透明性が示された。議会は最後まで円滑に運営され、令和2年度の発展に向けた土台を形成する重要なステップとなった。