令和4年3月23日、芝山町議会は第1回定例会を開催した。
議会は全議案についての審議が行われ、特に予算関連の議案が注目された。
全体の予算は前年度比で厳しい状況にあり、麻生孝之町長はその中でも成田空港の機能強化が期待されることを示唆し、今後の税収増に期待を寄せた。
議案第26号を含む予算案においては、一般会計の予算は55億7,400万円、特別会計を含む全会計は80億7,640万円となり、特に土木費が22.8%の増加が見込まれている。
また、新型コロナウイルス対策として、接種に係る委託料が含まれていることも注目される。
さらに、議案第6号の福祉作業所の条例改正について、福祉作業所の定員が10名で現入所者は7名であるとの説明があった。
また、育児休業関連の条例改正では、非常勤職員の育児休業取得期間が短縮される内容が発表された。
人事関連では、内田誠教育長が退任することに伴い、五木田啓一氏が新教育長に任命されることが決定し、会議では新任教育長への同意が求められた。
さらに、日程最後にはロシアによるウクライナへの侵攻を非難する決議が可決された。
議会は、国際法違反とされる軍事行動に対して、強い抗議を示し、停戦を求める内容となった。
今回の定例会では、議員からの質疑が多く、特に福祉や育児に関する議案に強い関心が寄せられた。
その一環として、特に子育て支援制度の見直しについては、担当課との協議の中でも意見が交わされた。