令和5年第1回芝山町議会臨時会が開催された。
今回の会議では、職員の給与や予算に関する条例改正が主な議題として取り上げられた。
特に、職員定数条例の見直しに関する内容が重要視された。
麻生孝之町長は、職員定数条例の改正について、施行10年後に見直しを行うと述べた。
この改正により、成田空港の機能強化に伴う事業などが考慮される。
施行日は令和5年4月1日からとなる計画だ。
また、議員報酬についても改正が進められる。
改革として、期末手当が現行の3.8月分から3.9月分へ引き上げられる。
これらの改正は、一般職の職員の給与改定に準じる形で進められた。
特別職の職員の給与も同様に引き上げが提案されており、期末手当は4.2月分から4.3月分に向上する。
これらの条例改正は、千葉県人事委員会の勧告に基づくもので、特に若年層の給与を増加させることが強調されている。
議案が全て可決される中、町長は新しいまちづくりに向けた意気込みも示し、今年の成果が期待されると発言した。
新型コロナウイルスの影響が続く中で、議員や執行部は感染予防対策を講じることにも留意した。
最終的に、出産・子育て応援交付金事業や農業集落の排水事業に関連する補正予算が全て承認され、議会は閉会となった。
町民がより良い環境で生活できるよう、今後も議会での決定が重要とされる。