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芝山町議会臨時会で消防ポンプと損害賠償の議案が可決

芝山町議会臨時会で消防ポンプ自動車の購入と損害賠償に関する議案が可決され、町民の安全と協力を強調。
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令和5年6月に開催される芝山町議会臨時会では、複数の重要議案が可決された。

主な案件は、消防ポンプ自動車(CD-I型)の購入契約と損害賠償の決定である。この臨時会は、町民の安全を守るための装備充実を図ると同時に、公共工事に関するトラブル解決に向けた対応を進めることを目的としている。

麻生孝之町長は、議案第1号について説明を行い、契約の金額を2,900万円余りとしている。購入する消防ポンプ自動車は、地域の防災活動に寄与する重要な資源となる。町長は、「この自動車の導入によって、迅速な対応が可能になる」との意義を強調した。

その一方で、議案第2号では、公共土木工事に伴い無断で伐採された立木に対する損害賠償の必要性が説明された。伐採された木の樹価に基づき、町から所有者に255万円余りが支払われることとなる。この件について、議会の承認を得ることで、適切な賠償が行われる運びだ。

さらに、麻生町長は補正予算第5号も提案し、過去年度の繰越金を元に土木管理費を増額する方針を示した。これにより、賠償金に関連する歳出を確保するという。当初の予算61億4,887万2,000円に対し、補正後は61億5,142万9,000円となる見込みである。

この臨時会では、提案された業務に関する質疑は行われず、すべての議案が原案通り可決される結果となった。議長の小嶋秀樹は、「全議案についての合意が得られたことを嬉しく思う」と述べ、会の趣旨である町の安全と発展へ向けた関係者の協力に感謝した。

議会は、今後も町民の生活向上に寄与するため、監視機能を発揮し、透明性のある行政を進めていく所存である。会議は同日の午後3時42分に閉会した。

議会開催日
議会名令和5年第2回芝山町議会臨時会
議事録
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