令和3年9月定例会が銚子市議会で開会した。
市長の越川信一氏は、新型コロナウイルスの再拡大に対する現状を説明し、地域における感染確認が続いていることを警告した。
特に、デルタ株が主流となる中で、新規感染者が急増している様子が報告された。これに伴い、銚子市では感染防止対策を強化している。
越川市長は、8月6日に宣言された緊急事態を受け、市民センターや公共施設の利用制限を実施していると述べた。
さらに、ワクチン接種の進展状況や新型コロナ関連の施策についても言及し、6月時点で75%の65歳以上市民が接種を完了している状況を確認した。
次に、教育委員会に関する人事案件が上程された。副市長の島田重信氏は、現委員である八角憲男氏の後任として、藤本一雄氏を推薦した。
藤本氏は、銚子市立の教育機関でも教鞭を執る立場であり、その経験が教育委員会での活動に生かされることが期待される。
また、会期の決定においては、27日間の予定で進行することが決まり、議案の説明が続いた。
特に、一般会計の補正予算が提案され、感染症対策や公共施設の管理に関わる予算が含まれていることが注目された。
議案第6号では、マイナンバーカードの再交付手数料の廃止に関する説明が行われた。市民課長の林広泰氏は、これまで800円の手数料が必要だったが、新たに無償化されることを報告した。
最後に、今回の会議は通常の進行に従い、全ての議案に対する質疑が行われ、会議は厳正に進行することとなった。