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旭市議会第1回定例会、令和6年度予算324億円を可決

旭市議会が令和6年度予算324億円を可決し、施政方針を発表。
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令和6年3月、旭市議会第1回定例会が開催された。議長の飯嶋正利氏は開会にあたり、議会が成立していることを確認した後、議長報告事項を述べた。報告では、2023年1月19日より各委員会委員の選任が終了したことが強調された。

新年度に向けての施政方針も述べられ、市長の米本弥一郎氏が登壇した。市長は、令和6年度の施政に関して、地域強靱化や農業振興、観光振興、雇用促進をはじめとする施策について詳述した。特に、米本市長は「地産振興プロジェクト」において農業の競争力強化を掲げ、全国的にも競争力を持つ産業を育成する方針を示した。

市長の施政方針には、地域の農業振興が重視されており、「農業経営基盤と生産力の強化」や「農業者の担い手育成」の取り組みが述べられた。また、観光イベントの開催や地域特性を生かしたプロモーション活動についても言及された。観光への取り組みでは、インスタグラムやユーチューブなどSNSを利用した情報発信を強化し、地域の魅力を広める意向を示している。

さらに、市長は「子宝育成プロジェクト」を強調し、結婚支援や教育環境の整備に力を入れる意向を示した。加えて、高齢者福祉や障害者施策の充実を図り、安全な地域での生活を保障する考えも説明された。

議案上程に関しては、令和6年度予算案や各種条例の改正案が一括して提案され、具体的な内容について財政課長の山崎剛成氏が補足説明を行った。予算案は、一般会計324億8,000万円、特別会計176億6,500万円、企業会計32億9,218万3,000円である。また、各議案に対する質疑応答も実施され、議員からは多様な視点からの質問がなされた。

今回の議会では、委員会に付託されず、直接審議が行われた議案も存在するため、複数の議論が進行した。最終的に、全議案が原案の通り可決され、3月4日定刻より次回の会議を開く予定であることが報告された。本定例会は、旭市の施策や予算について多くの意見や質問が交わされる中で進行した。

議会開催日
議会名令和6年3月旭市議会第1回定例会
議事録
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