令和5年12月18日の令和5年旭市議会第4回定例会で重要な議題が議論された。
本会議では、議長辞職や新議長、そして副議長選挙が行われ、体制の刷新が図られた。議長に選出された飯嶋正利議員は、皆の協力に感謝の意を表明し、市の発展に微力ながら努力していくことを誓った。これに先立ち、木内欽市議長が一身上の都合で辞職し、その際の感謝の言葉が印象的だった。
また、副議長には、遠藤保明議員が選出され、こちらも新体制への期待が高まる。議長選挙や副議長選挙は本会議の重要なポイントであり、今後の市政運営に重要な影響を与えそうだ。
質疑や討論についても活発な意見が交わされ、特に議案第11号である旭中央病院の中期目標の定めについては、議員から市民の意見が十分に反映されていないとの批判があった。戸村ひとみ議員は、市民の声を無視した施策には反対すると主張し、その意見は他の議員からも共感を得ていた。反対論も強く、さらなる市民参加の重要性が求められる結果となった。「市の重要施策と整合性を図り、議会からの意見をもっと反映させるべきだ」との声が上がった。
議案第12号の工事請負契約の締結についても質疑が行われ、入札プロセスの透明性に疑問を呈する意見があった。無効となった業者が再入札の機会を持つことに警戒感が示された。このような背景から、議会としての監視の強化や、透明で公正な入札システムの構築が必要であるとの見解が共有された。
また、建設経済常任委員会による請願第4号に関する審議も行われ、特定商取引法の改正を求める内容が支持を得ている。議員は、消費者被害を防止するためのより強固な法整備を求めており、議会全体での早急な検討が期待されている。