令和3年9月定例の銚子市議会において、重要な議題が審議された。特に、ゼロカーボンシティ銚子に関する取組や新型コロナウイルスへの対応が議員らから注目を集めた。
各議員は高い感染リスクの中、医療従事者やその家族への感謝の意を表明した。工藤忠男議員(緑の会)は、環境問題としてのゼロカーボンシティを提唱し、二酸化炭素の排出量を2050年までに実質ゼロにする方針についての質問を行った。過去の自然災害の経験を挙げ、環境教育の推進についても言及し、副市長の島田重信君は、この取組を進める重要性を強調した。
越川信一市長は、2050年を見据えた脱炭素社会の実現に向けた具体的な取組として、洋上風力発電やRAE(再生可能エネルギー)プロジェクトを推進中であると述べた。また、銚子市が再生可能エネルギー100%を目指す中での市民の協力についても呼びかけた。
さらに、新型コロナウイルスへの対応についても触れられた。市長は教職員のワクチン接種の進捗を報告し、感染予防策の徹底を市民に求めた。特に小学校、中学校の教職員の優先接種を進め、市では迅速な情報伝達に努めると強調した。