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銚子市議会、教育予算拡充の意見書を全会一致で可決

銚子市議会は令和5年6月の定例会で義務教育費の国庫負担制度保持などの意見書を全会一致で可決した。
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令和5年6月29日、銚子市議会の定例会が開かれた。

今回の会議では、複数の議案と請願、発議案が審議され、全員一致での可決も目立った。まず、議案第1号から第5号までは教育関連の重要な議題であり、特に議案第4号では、こども家庭庁設置法に基づいての条例の整備が検討された。

教育民生委員会の加瀬栄子委員長は、「厚生労働省から内閣府への事務移管により、事務の効率化が図られる」と影響について言及した。議案第5号の中学校部活動の地域移行についても、国の方針に基づく取り組みが進む中、具体的な進捗が求められる。

さらに、請願第1号と第2号は義務教育費の国庫負担制度の堅持と2024年度の教育予算拡充についてのものであり、これに対する意見書採択が全員一致で決議された。これは教育環境の改善に繋がると期待されている。

請願第3号では文化施設の整備に関するものがあり、一部で反対意見もありながら、審議を経て保留となった。特に、石神嘉明議員からは「人口減少の中、文化会館の役割は大きい」との指摘があった。

最後に、発議案第1号及び第2号は市議会に提出された意見書であり、これも一括で採決された。発議案第3号及び第4号も議会規則の改正や東総地区の事業執行の求めが含まれ、こちらも承認された。

今回の定例会は、市民にとって重要な教育と文化政策がメインテーマとなり、それぞれの意見が交わされた。有意義な議論が行われた結果、すべての議案や請願が適切に処理される運びとなり、市議会の活況を示した。

議長の広野恭代氏は会議を締め、議員たちの努力を労いながら、次回に向けての決意を新たにした。定例会は順調に終了し、市政の透明性と市民の声が反映される重要な一歩となった。

議会開催日
議会名令和5年6月銚子市議会定例会
議事録
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