令和6年3月7日、銚子市議会にて一般質問が行われ、能登半島地震後の被災者支援に関する意見が交わされた。
塙保議員は、能登半島地震の被害状況を報告し、地域の避難所とライフラインについても触れ、避難所運営に関する情報の整理の必要性を訴えた。特に、警戒レベルに応じた迅速な避難方法の周知が求められ、今後の災害時対応について再考する必要があると指摘した。
さらに、木造密集地域の防火対策についても言及し、新たな火災発生リスクや過去の事例を引き合いに出し、地域住民との連携と消防活動の強化が必須であるとの認識を示した。また、町内会の役員不足やその解消方法についても意見が集まり、行政との連携強化が求められた。
教育面では、公立化された千葉科学大学に関する質問が行われ、地域からの学生の受け入れを促す特典制度の検討が挙がった。さらに、危機管理学部の将来性についても取り上げられ、地元の若者への雇用の可能性があることから、独自の特典を設けることの意義が強調された。特に、パイロット養成コースがあるということは、銚子にとって大きな資源であり、その経済的なメリットについても語られた。
観光振興については、千葉県が提案する黒アヒージョの広がりについて触れ、銚子市内での活用策を模索する旨の意見があった。また、万博での出展においては、銚子の特色を生かしたコンテンツ作りが重要であるとされた。