令和3年9月27日の銚子市議会定例会では、令和2年度の決算が承認された。
特に一般会計の歳入は375億円超で、大幅な増加が見込まれており、新型コロナウイルスの影響により、市民一人あたり10万円を支給した特別定額給付金が大きな役割を果たした。
越川信一市長は、新型コロナウイルスの影響で経済が打撃を受ける中、市民の生活を守る施策が重要だと強調した。
また、水道事業に関する報告では、人件費補填等のための一般会計からの補助が行われ、安藤隆企画財政課長が業務縮小の必要性を述べた。病院事業決算についても、収支が厳しいことが指摘された。
関係者からの質問に対し、一般会計では特別の減収が見込まれる一方で、財源確保の取り組みがなされていると補足された。特に、地域密着型の施策やビジネスコンテストへの支援、インバウンド事業の展開についてより具体的な説明が求められた。最終的に、各議案は全て賛成で可決され、議会は終了した。