令和4年3月1日、旭市議会第1回定例会が開会された。
出席議員は20名、議会の成立が確認された。議長の木内 欽市氏は、議長報告事項としてこれまでの進捗を説明した。続いて、会議録の署名議員として、3番の菅谷 道晴議員と4番の戸村 ひとみ議員が指名された。
会期は3月1日から22日までの22日間と決定された。市長の米本 弥一郎氏は施政方針について説明し、特に人口減少が顕著な現状を踏まえた市政運営の重要性を強調した。
市長は、総合戦略の下で進める四つの重点施策について述べた。「地産振興プロジェクト」では、道の駅「季楽里あさひ」を活用した観光促進策が進行中であり、年間100万人以上の来場者を目指している。
次に、「子宝育成プロジェクト」では若者の定住化対策を講じる方針を表明し、婚活イベントの開催などを受け入れる考えが示された。
また、「故郷創出プロジェクト」においては、「ふるさと応援寄附推進事業」の拡充や、映画・ドラマの撮影地誘致を通じて市の魅力を引き上げる戦略が強調された。
さらに、「安心形成プロジェクト」では高齢者医療や震災復興対策について、地域包括ケアシステムや関連するインフラ整備の進捗が報告された。特に、市民が安心して暮らせる環境作りに向けた計画が綿密に進められていることが分かる。
市長の施政方針に加え、会議では25件の議案上程が行われ、議案第1号から第25号までの提案が行われた。