令和5年3月1日、旭市議会第1回定例会が開会した。
議長の木内欽市氏は、出席議員が18名であることを確認し、本議会の成立を宣言した。
次に、議長からの報告事項があり、議会に関する重要事項が伝えられた。
続いて、会議録署名議員の指名が行われ、伊藤房代議員と向後悦世議員が指名された。
会期は、本日より3月20日までの20日間と定められ、異議なしで承認された。
市長の米本弥一郎氏より、選挙に関する議案が上程された後、令和5年度の一般会計予算や特別会計予算についての説明が行われた。
施政方針において、米本市長は、総合戦略に基づく重点施策として「地産振興プロジェクト」や「子宝育成プロジェクト」、さらに「故郷創出プロジェクト」などを挙げ、具体的な施策内容を明らかにした。
地産振興では、農業の生産力向上と持続可能な農業経営を目指すことが強調された。また、観光振興についても、新型コロナウイルスの影響を踏まえて、旅行需要の回復を見込んだ施策を展開する方針が示された。
次に、子育て支援に関する施策が紹介され、地域での出会いの場作りや、妊娠・子育てに関する支援が計画されていることが述べられた。これは、結婚や出産に対する希望の醸成に寄与することを目的としている。
経済支援として、出産・子育て応援交付金の創設も発表され、これにより妊婦や子育て家庭が安心して出産・子育てできる環境を整備する努力が続けられる。
また、議案については多数の議案が上程され、特に議案第1号から第23号までが説明された。
米本市長は、自己資金をしっかりと管理しながら公共サービスの維持を図ると語り、持続可能な行財政運営を実現するための努力を強調した。
今後の尖密化した施策を通じて、住民との信頼関係を築くことも重要だと述べた。