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旭市議会、第3回定例会で9件の議案を可決

旭市議会は9月29日、第3回定例会で議案9件を審議し、すべて可決。特に決算が注目される。
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令和4年9月29日、旭市議会は第3回定例会を開催した。

この日は、決算審査特別委員会の委員長報告や常任委員長報告が行われ、9件の議案が審査された。

特に注目されたのは、令和3年度の一般会計決算で、賛成多数で認定された。

決算審査特別委員会の委員長を務める宮内保議員は、議案第1号について報告した。主な質疑では、歳入増の要因としてスポーツ振興くじの助成金や自治体への負担金の精算が挙げられた。宮内議員は、「特にスポーツ振興くじが前年より4,000万円多い。地方の財政状況にも寄与している」と強調した。

さらに、軽自動車税の収納率が前年より低下している件について、特別な要因はないが未納が生じている状況を指摘。並行して、夜間納付窓口の利用者が減少している現状について、「納付機会の拡大によるもの」と述べた。

松木源太郎議員は、議案第9号に対して反対の討論を行った。彼は新庁舎建設に約50億円をかけたことに対し、住民との接触が少ないと指摘。新庁舎の運営について、「この設計はもったいないと考える」と批判した。また、経済対策としての施策に関しても、具体的な改善の必要性を訴えた。

また、議案第9号には物価高騰に対する給付事業が含まれており、松木議員は「一律支給になっているが、苦しんでいるのは特定の層」と政府への不満を述べた。一方、賛成の立場から議論を行った島田恒議員は、給付金が幅広い市民に効果をもたらすと主張した。

決算に関する協議は活発に行われ、最終的に議案はすべて可決された。特に新庁舎に係る問題や財政支援策が議論を呼んだ。議長の木内欽市氏は、議論の活発さを受けて「今後も市民の声に耳を傾けていきたい」との意向を示した。

議会開催日
議会名令和4年9月旭市議会第3回定例会
議事録
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