令和5年6月8日に開催された旭市議会第2回定例会では、議案の上程と提案理由の説明が行われた。
議長の木内 欽市氏は開会にあたって出席議員の数を確認し、定例会の成立を宣言した。
その後、人事の紹介が行われ、江波戸 政和氏や飯島 正寛氏などが、新たに課長に就任したことが報告された。
会議の中で、議長報告事項や会議録署名議員の指名が行われ、景山 岩三郎議員と松木 源太郎議員が指名された。
続いて、本定例会の会期が6月27日までの20日間と決定された。
議案の上程では、令和5年度旭市一般会計補正予算の議決や、旭市家庭的保育事業に関する条例の改正が提案された。
市長の米本 弥一郎氏は、提案理由の説明で、補正予算の詳細について触れた。
議案第1号では、歳入歳出にそれぞれ約3億8,800万円を追加し、総額は310億8,400万円になる予定であると述べた。
具体的には、学校給食費の減額を話し、低所得世帯への支援策を盛り込んだことを強調した。
さらに、旭市の税条例や国民健康保険税条例の一部改正についても、低所得者対策の拡充が説明された。
米本氏は「地域の実情に合わせた必要な支援を実施する」との方針を示し、各議案に対する議会の協力を求めた。
また、報告に関しては、令和4年度の決算について説明が行われ、結果的に13億3,200万円の黒字を見込んでいるとの見解が示された。
議案に関する補足説明では、各課長が参加し、特に補助金の使途や地方創生に向けた取り組みについて具体的な例を挙げて解説した。
このような議論を経て、議員間で活発な意見交換が行われ、次回の議会に向けた準備が進められた。