令和元年旭市議会第2回定例会が開催された。
議長の向後悦世氏は会議の開会を宣言した。出席は16名で、議会は成立している。まずは人事の紹介が行われ、数名の課長が新たに任命されたことが報告された。次に雑報の時間が設けられ、村上市長と他の関係者も次々に発言した。
特に会期の決定が注目され、今回の定例会の会期は20日間、令和元年6月24日までとなることが承認された。議長は議案の上程についても触れる。我々に関連のある議案は8件、報告6件があるとのことだ。明智忠直市長は、これらの議案について趣旨を説明し、市政の近況を報告した。議案第1号については、年次補正予算が明らかにされた。
歳入と歳出の総額は新たに302億200万円になり、プレミアム付商品券の実施に必要な経費も含まれていると説明された。市長はこのプレミアム付商品券事業について、消費税引き上げに伴う所得が低い方々及び子育て世帯を支援することを強調した。
また、農業の振興においては、昨年度の旭市の農業産出額が582億円に達し、全国第5位になったことも報告された。この成果は県の支援によるもので、今後もますますの発展を目指すと述べていた。これに関連して飼料用米の推進や、園芸の強化施策についての取り組みも紹介された。
さらに、報告第4号から第6号についても説明がなされ、専決処分に関する案件の報告や、農業集落排水処理施設使用料の未払いに関する訴えの提起についても言及された。議会では、地域の環境保全や、空き家対策も重要なテーマとして取り上げられており、市民生活に直接関わる多様な事業が進行中のようだ。
今回の議会では、質疑応答や意見交換が行われ、多様な視点からの意見が飛び交った。議長は市民への透明性を強調し、次回の定例会に向けて協力を呼びかけた。次回の会議は6月10日と定められ、一同の無事を願いながら議場は散会した。