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旭市第3回定例会で決算の認定や政策報告

令和元年9月4日、旭市議会第3回定例会が開会。市の各議案、決算報告が行われ、政策としての農業や教育の進展も報告。
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令和元年9月4日、旭市議会は第3回定例会を開会した。議会では、会期が9月30日までの27日間に決定され、今後の議案取り扱いや市政の諸問題について議論が行われることとなった。

本定例会では、合計22件の議案が上程された。特に、平成30年度各会計の決算の認定が主要な議題として挙げられた。明智忠直市長が提案理由を説明し、特に一般会計について、歳入307億3,189万7,892円、歳出290億1,588万6,712円という決算の詳細を明かした。この結果、翌年度への繰り越すべき財源を差し引いた結果、実質収支は10億6,986万1,172円となった。

市長は、「歳入の主な構成要素は地方交付税28.9%、市税24.7%」とし、今後も収入を安定させ、住民サービスの向上に努める姿勢を示した。この背景には、人口減少など厳しい財政状況がある中で、業務の効率化を図る必要がある。

また、議案第8号では、旭市水道事業の決算に関する内容も議論された。具体的には、給水人口57,392人、普及率87.6%を達成した中で、年間給水量604万7,419立方メートルに至った。このことは、旭市の水道事業が安定した経営を維持しつつ、利用者の利便性の向上にも寄与していることを示している。

さらに、明智市長は市政の近況についても言及した。農業においては、飼料用米への転換を進めている他、秋の産業まつりの開催を通じて地元特産品のPRに努める意向を示した。

教育面では、学校施設の整備に関し、新たに空調設備の設置工事が進んでいることを報告。これにより児童の学習環境向上が期待される。また、防災訓練の実施により、公民館や学校など地域全体での安全対策の強化を図っていく。

このように、定例会は市政の多くの側面が取り上げられ、来る施策への具体的な効果が期待される。議会における充実した議論が今後の旭市の発展に繋がることが、市民にとっても重要な意義を持つといえる。

議会開催日
議会名令和元年9月旭市議会第3回定例会
議事録
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