令和5年9月27日、旭市議会は第3回定例会を開催した。
会議の主な議題には、決算審査特別委員会の報告や質疑、討論、採決が含まれた。特に、令和4年度の一般会計決算の認定について、議案第1号の賛否が重要な焦点となった。
決算審査特別委員長を務める遠藤保明議員は、複数の議案の審査結果を報告した。特に、デマンド交通運行事業では、令和4年度の登録者数が1460人、利用者数は6648人であると述べた。この事業の発展が期待されている。
松木源太郎議員は、決算の認定に反対の討論を行い、市政の施策について疑問を投げかけた。「市長の施政方針が意味不明だ」と表現し、「市民のためになる施策の実施が不足している」と批判した。具体的には、教育福祉政策や市立保育所の運営についても意見を述べている。
また、他の議案についても質疑応答が行われた。消防団活動費の全国平均との比較で、報酬の増加が望まれるとの意見が出た。
議案の採決では、一般会計決算などの複数議案が全員賛成で承認されたが、松木議員の反対意見は記録された。市議会では、インボイス制度に関する請願が提出され、賛成と反対の意見が交わされた結果、請願は不採択となった。
さらには、許可された議員の派遣に関する議題も議論され、異議なく採決された。事務報告では、支援を受けた篤志寄附の内容が説明された。これにより、賛助活動や市民生活向上のための活動の詳細も共有された。
最終的に、旭市議会第3回定例会は無事に閉会され、出席者に感謝が表明された。