旭市では、令和3年第3回定例会が9月7日に開催され、議員からの一般質問が行われた。
新型コロナウイルス感染症に関しては、 vaccines接種の状況が報告された。65歳以上の高齢者の1回目の接種が90.1%を達成し、2回目は88.5%に達している。64歳以下の接種率も進展しており、特に84.1%が2回目接種を完了している。市は、政府のガイドラインに基づき、ワクチン接種を進めることを表明した。
次に、妊産婦の受入れ体制についても言及があり、地域の周産期母子医療センターとの連携を強化するため、適切な対応が求められている。感染が進行した妊婦の場合、搬送コーディネーターが重要な役割を果たす。
困窮世帯への支援策として、緊急小口資金と総合支援資金の利用状況が報告された。市の社会福祉協議会を通じて、349件の申請があったとのことで、各支援金の周知を行う意向が示された。自立支援資金の延長についても11月末までの延長措置が明らかにされ、社会福祉課との連携による支援を引き続き強化する姿勢が強調された。
また、旭市は持続可能な地域づくりに向けたSDGsの取り組みも活発に進めており、市の総合戦略に基づいた施策が展開されることが報告された。具体的には教育へのICT導入や英語教育の拡充といった方針が照会された。英語教育の充実としては、指導員の増員や英検受験料の助成制度を拡充し、子供たちが質の高い英語教育を受けられるよう配慮されていくという。
最後に、学校給食への取り組みについては、引き続き食材の使用や経済的支援の強化が議論され、完全無償化の実現が模索される運びとなっている。市長は市民生活の向上を徹底し、未来を見据えた施策の実施を誓った。市民との対話を基に、今後も市政に邁進する姿勢を明言している。