令和3年6月9日、旭市議会において、第2回定例会が開会した。
本定例会では、議員の辞職、選任手続き、議案の上程など、多岐にわたる議題が話し合われた。議会は16名の議員が出席し、議会が成立した。
特に注目されたのは、「議員辞職の件」であり、米本弥一郎議員が5月31日をもって辞職した旨が報告された。(議長 木内欽市)
また、「文教福祉常任委員会委員長の選任」については、林晴道議員が選任された。この選任は文教福祉常任委員会における互選の結果によるものである。(議長 木内欽市)
議会運営委員会の選任も行われ、片桐文夫議員が運営委員に選ばれた。これにより、議会の運営が一層整備されることが期待される。
続いて、議案の上程に関して、令和3年度旭市一般会計補正予算の議決が提案された。具体的には、歳入歳出にそれぞれ1億6,900万円を追加し、予算の総額を301億6,600万円とするものである。(市長 明智忠直)
この補正予算は、子育て世帯生活支援特別給付金の支給に要する経費が含まれており、令和3年度の特別給付金事業は、ひとり親世帯外の低所得の子育て家庭にも幅広く支援を行う方針である。(財政課長 山崎剛成)
新型コロナウイルスワクチン接種に伴う補助金の増加も期待され、多くの家庭が恩恵を受けることになる。
また、その他の重要な議題として、「水槽付き消防ポンプ自動車」の購入が議案として上程された。購入額は5,607万4,040円で、海上分署に配備される予定である。(財政課長 山崎剛成)
このように、本定例会では議員の辞職から新たな消防設備の導入まで、様々な重要事項が議論され、市民サービス向上が目指されている。議会は6月28日までの20日間の会期中に、これらの議案を慎重に審議していく方針である。