旭市議会第4回定例会が令和2年12月2日に開催され、主に高齢者支援や廃棄物管理に関する施策が議論された。この中で、農業用廃プラスチックの処理に関しては、価格が昨年の4倍に達し、農業者への負担が懸念されている。市では、影響を緩和するために処理方法の見直しや助成額の増額を検討する意向を示した。特に、新しいごみ処理施設での農業用廃プラスチック処理受入れの可能性についても触れられており、必要な手続きや調整が求められる。
道の駅「季楽里あさひ」に関しては、経営状況や従業員の待遇に不満の声が上がり、市は実態把握のため職員を現場に派遣しているとのことだった。しかし、常駐職員はおらず、より深く職員による現場把握が求められるとの声があった。
デマンドタクシーサービスは、昨年の実施以来752名が登録し、利用状況は良好である。登録手続きは通年受け付けているため、今後のさらなる利用促進が期待される。
最後に通学路に関する問題が提起された。矢指地区の通学路は大型トラックの通行が多く、児童にとって危険な状況が報告されている。市は安全確保を目的に今後も注意して取り組む方針を示し、特に旭農業高校南側の歩道や横断歩道についての整備が急務であると指摘された。このような状況に対し、市は早急な対応を求められている。