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横手市議会、重要課題で市長所信を示す

令和6年第5回横手市議会が開会し、市長が市政運営の基本方針を説明。多くの報告案件が上程、信頼性回復の方針が打ち出される。
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令和6年第5回横手市議会6月定例会が5月27日に開会され、重要な議題が上程されました。市長の高橋大氏が、市政運営に関する所信を述べ、市民への信頼回復に向けた取り組みを強調しました。この総会では、特に不祥事の根絶に向けた姿勢が問題視され、職員の不祥事が市政に与えた影響についても言及されました。

市長は、最近の問題に対して、多大なる迷惑をかけたことを謝罪し、今後は業務遂行における自覚と自律を促し、市民の信頼を取り戻すべく努力する姿勢を示しました。特に、先月に発生した市立横手病院での薬品紛失事案については、既に警察に被害届が提出され、捜査が進行中であることが報告されました。

また、議事の中では、議案第56号から第82号まで、多岐にわたる報告および議案が提出されました。特に評価されるべきは、横手市の社会福祉事業における新たな取り組みであり、行政手続に関して特定の個人情報を識別するための番号の利用を進めるための条例改正などが議題に上がりました。

高橋市長は、2015年より人口減少が続く横手市において、若者の定住を促進するための就職支援や結婚、子育て支援に重点を置いた施策を推進する決意を表明しました。また、2025年に大阪で開催される日本国際博覧会への参加に向けた準備が進められており、地域の経済振興にも寄与すると期待されています。

さらに、報告第6号から第10号では、近年の損害賠償や会計の継続費繰越についても報告がありました。特に、令和5年度の横手市一般会計における継続費については、公共施設の整備が順調に進んでいることが説明されました。会期は本日から6月13日までの18日間となりました。市議会は引き続き市民生活に直結する議案に目を向け、しっかりと議論を深める必要があります。

この日の会議では、今後の市の方針などが示される中、全25名の議員が参加し、円滑な運営が行われました。また、市民への透明性を確保するための情報公開が強調され、今後の進展が注目されます。今回の会議では、事務局職員を含め31名が出席し、重要な政策決定に向けた意見交換が行われました。

議会開催日
議会名令和6年第5回横手市議会6月定例会
議事録
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