令和5年11月14日、湯沢市議会臨時会が開催された。議会では議長及び副議長の辞職、選挙関連の議題が主要な内容として取り上げられた。
議長の渡部正明氏から辞職願が提出され、その辞職が認められた。副議長の沓澤正雄氏も辞職し、両者の欠員を補充するための選挙が実施される。
最初の選挙では、高橋肇議員が議長に選任された。高橋氏は、所信表明において市民生活の向上を目指し、開かれた議会の構築を推進する意欲を示した。また、議会の活性化と市民との対話の重要性も強調した。
次に行われた副議長選挙では、佐藤功平議員が選任された。彼も議会改革を推進し、市民目線での活動を行う所存を述べた。
その後、常任委員の選任が行われ、各委員会の正副委員長が選出された。具体的には、総務財政常任委員長に沓澤正雄氏、副委員長に佐藤愛子氏、教育民生常任委員長に高橋達氏、副委員長に石川隆一氏が選任され、産業建設常任委員長には高橋克己氏が選ばれた。
さらに、湯沢雄勝広域市町村圏組合議会議員選挙や秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙も行われ、佐藤市長が後期高齢者医療広域連合議会議員に選任された。議会は各議案の質疑や付託を省略しながら、迅速に進行した。
なお、全ての案件が終了した時点で、臨時会は閉会となった。今後の議会運営に対する議員の期待が高まる中、新たな体制における議会の動向が注目される。