令和6年1月26日、横手市議会で第1回臨時会が開かれた。出席した議員らは様々な議題を協議し、特に手数料条例の改正と一般会計補正予算が注目された。
市長の高橋大氏は、冒頭で市民福祉部職員の飲酒運転問題について謝罪した。この事案が横手市に与えた影響について監視を強める必要があるとの認識が示された。これは市職員が事故を起こした際、警察から取調べを受けるという緊急事態として捉えられた。
会議録署名議員の指名の後、会期の決定が行われ、臨時会は本日1日のみで終了することが確認された。議長の小野正伸氏は、日程にある報告と議案の審議を進めた。
特に、議案第1号の横手市手数料条例の改正がが焦点となった。この改正では、戸籍法の改正に伴い、市民に対して広域交付が可能となることが説明された。市民福祉部長の竹原信寿氏は、オンライン上での手続きに関連する手数料を新たに定めることが含まれていると発表した。その際、質疑も行われたが、大きな異論は挙がらなかった。
一方、議案第2号の一般会計補正予算については、財務部長の小松忠昭氏が国からの地方創生臨時交付金を活用し、低所得者を支援する事業に予算を振り分ける計画を提示した。この補正予算には、住民税均等割のみ課税される世帯への給付金などが含まれる。
宮川拓也議員と他の議員から、今回の予算案や商品券事業について支持が示されたが、一方で手数料条例改正の周知方法について懸念が示された。議会としては、住民のために必要な措置をしっかりと行うことが求められる。
最後に、議員派遣の件に関しても特段の異議なく進められ、臨時会は無事終了した。今後の市民サービス向上に向けた取り組みが重要であると再確認された。