令和元年第３回横手市議会７月臨時会が開催された。
本会議では、工事請負契約に関する議案が提出された。引き続き、議案第78号から第80号までの3件の議案が審議された。
議案第78号は、雄物川庁舎建設工事の請負契約の締結についてである。契約金額は2億4,570万円で、創和・丸茂雄物川庁舎建設工事特定建設工事共同企業体が請負うことが決定した。市長の高橋大氏は、「現庁舎の位置する行政教育福祉の中心であり、必要な機能を反映させた建物である」と強調した。
議案第79号と80号は、十文字地域多目的総合施設建設工事に関するもので、請負契約の契約金額はそれぞれ5億868万円と1億4,904万円である。いずれにも伊藤・大和・横手十文字地域多目的総合施設建設工事特定建設工事共同企業体が契約相手となる。これに対し、議員からは「多目的施設への要望が多く寄せられており、期待が高まる」との意見が出た。
特に、十文字地域の機能強化に向けた工事の早期実施を求める声が多く、質疑の中で市長は地域のニーズを反映した設計が行われていると述べた。議案は全て原案通り可決された。
議会はこれにて閉会し、今後の工事進捗について市民に周知を図る考えのようだ。議長の齋藤光司氏は、各議員の尽力に感謝の意を示しつつ、来たるべき工事の完成を見据えた発言を行った。