令和5年4月28日、横手市議会の臨時会が開かれた。
この会議では、専決処分に関する報告および承認が主な議題として取り扱われた。
特に、横手市市税賦課徴収条例や国民健康保険条例の改正について説明が行われた。
財務部長の小松忠昭氏は、税制改正の重要性を強調した。
個人市民税の簡素化や、特定小型原動機付自転車に関する税率見直しが含まれる。
新たな森林環境税が導入されることで、環境保護に寄与する見込みである。
さらに、国民健康保険に関する改正案も提案されている。
市民福祉部長の竹原信寿氏は、出産育児一時金の引き上げを掲げ、保険税負担の公平性を求めた。
具体的には、出産育児一時金が40万8,000円から48万8,000円に引き上げられることが伝えられた。
また、承認第4号として令和4年度一般会計補正予算についても実施された。
こちらでは歳入歳出それぞれ588億7,420万円に減額する内容が説明され、市からの補助金の見通しに基づく補正が行われた。
質疑応答や討論は発生せず、即座に採決に進むこととなった。
全ての議案が承認され、各改正内容が次期施行に向けた大きな一歩とされている。
最後に、議員派遣などの件についても異議なく可決され、議会は日程通りに終了した。
午後0時01分に閉会の宣告が行われた。