令和5年6月16日、横手市議会第4回定例会が開催された。
この日は、永年勤続者の表彰が行われた。鈴木勝雄議員、立身万千子議員、塩田勉議員、齋藤光司議員、播磨博一議員が在職20年以上の功績を認められ、表彰された。
さらに、議長による報告の後、議案に関する質疑、討論、採決が進んだ。議案第52号である横手市印鑑条例の一部改正では、スマホ用電子証明についての市民要望が取り上げられた。これに関しては、質疑がなされ、原案通り可決される運びとなった。
同様に、議案第53号では、特定教育・保育施設に関する条例が議題に上がった。担当者は、過去の実績報告や、保育園の定員変更についても提案する必要があると述べ、討論なく可決が決まった。
次に、財産取得に関する議案も提出されており、ホイールローダーや除雪機材の取得が報告された。これらの議案は特に討論を伴うことなく可決された。
続いて、旧十文字第二小学校の多目的施設化に関する工事請負契約についても質疑が行われた。学校生活への影響を考え、工事の進行に当たり過度な騒音を避けることが強調されている。
委員長報告では、予算決算委員会での10件の議案についても採決が行われ、すべて原案通り可決された。特に特別会計への繰入額の変更や、一般会計補正予算に関する議案が議論の焦点であった。
議会改革推進会議からは、中間報告があり、今後の議員定数や議員報酬の見直しが提起された。議員定数は人口減少や立候補者数の減少を反映し、22人への削減が方針として示された。
この日は、議案79件が上程され、各議案は予想通り可決され、閉会となった。市議会は今後も住民生活の向上に寄与するべく、引き続き様々な議論を重要視する姿勢が見受けられた。