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横手市、コロナと豪雪に対応する補正予算を承認

令和3年2月10日の臨時議会で、横手市は新型コロナや豪雪による被害支援の補正予算を承認しました。
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令和3年2月10日、横手市の第2回臨時議会が開かれ、重要な議題が取り上げられた。特に、新型コロナウイルス感染症や豪雪による農業被害への対応が焦点となった。

市長の高橋大氏は、まず市立大森病院でのクラスター発生について報告した。感染者は入院患者と職員を含め総計15人となり、500件以上の検査が行われた結果、新たな感染は確認されていないと説明された。病院は2月15日より外来診療を再開する予定で、感染予防対策を強化する方針を示した。

また、豪雪による農業被害も話題に上がった。市長は、記録的な積雪により1,600件を超える農業関連の被害が確認されており、特に農業施設の復旧支援が急務であると強調した。このため、横手市は新たに3億5,520万円を一般会計に計上し、農業者への支援策を導入する方針を決定した。具体的には、農業機械や施設の復旧費用などをカバーする内容で、迅速な対応が求められている。

財務部長の佐藤勉氏は、補正予算の内容について具体的に説明した。新型コロナウイルスワクチン接種に伴う経費や農業者への支援を含む補正予算が承認される見通しである。議会ではさらに多角的な質疑が行われ、農業者の支援内容に関して参加者から具体的な要望が述べられた。特に、人的支援やボランティア活動が求められており、議会としてもその重要性を認識している。

議事は円滑に進行し、会期の決定や会議録署名議員の指名が行われる中、承認第1号及び議案第2号は委員会に付託され、最終的に全員一致で承認された。市議会は今後も市民の安全・安心に寄与するため、迅速且つ積極的に寒冷地における農業支援策を講じていく意向を示している。

このように、横手市では、新型コロナウイルスの感染対策や豪雪による農業被害への復旧支援が具体化されており、今後の対応に期待が寄せられている。

議会開催日
議会名令和3年第2回横手市議会2月臨時会
議事録
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