横手市議会は、令和元年第5回11月臨時会を15日午前10時より開催した。
会期は本日1日のみとし、議事は多岐に渡った。特に副議長の辞職と選挙が注目を集めた。
小野正伸副議長が辞職を申し出たことに伴い、速やかに副議長選挙が行われた。立身万千子議員が所信表明を行い、「議会の透明性を確保し、市民に対して開かれた議会を目指す」と述べた。また、高橋聖悟議員も立候補し、効果的な議会運営を築くことを誓った。
投票の結果、高橋聖悟議員が19票を獲得し、副議長に選出された。投票数25票中、無効は1票であった。
また、議案第97号から第102号までの6件の財産取得の変更についても審議された。池田智建設部長は、除雪車の購入に関連して契約額の変更を説明し、質疑応答では高橋和樹議員が公平性に関する質問を行った。質問に対し、池田建設部長は「通常の入札手続きを踏んでおり、公平性は保たれている」との見解を示した。
そのほか、教育委員会の委員任命や委員会調査の継続についても話し合われた。最後に、議員派遣や秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙についても可決された。これにより、横手市議会は市民の意見を反映した運営を目指している。
午後1時30分に閉会の宣告が行われ、安全且つ効率的な議会運営の重要性が再認識される会議となった。