令和3年12月に行われた横手市議会定例会では、重要な市政運営に関する所信が市長から示された。
まず、市長の高橋 大氏は、消防職員の酒気帯び運転による逮捕事件について、謝罪の意を表した。この件は、市民及び議会の信頼を損なうものであり、従業規律の徹底が求められる。
続いて、横手第二工業団地に新たに企業の進出が決定したことを発表。東京都江東区に本社を持つ株式会社高英が、約3万5,000平方メートルの土地を取得し、工場を建設する予定である。これは、木材プレカット事業から木材パネルの製造加工へと事業を拡大するもので、約16億円の投資が行われる予定だ。今後、新たな雇用の創出にも寄与することが期待される。
また、高病原性鳥インフルエンザの発生についても説明。市は、迅速に対策本部を設立し、感染拡大防止に努力していると述べた。市民に対しては冷静な行動を促す一方で、関係機関との連携を強調し、早期の事態収束を目指している。
さらに、今年度の新型コロナウイルスワクチン接種についても進捗が報告された。横手市医師会などが協力し、多くの市民が接種を終えたとし、今後は補正予算に組まれた経費で3回目の接種を進めていく計画である。
その後、会議では、専決処分の報告や新しい市内条例の改正について議論が展開され、様々な政策や補正予算について賛否が分かれる議論が活発に行われた。議案第92号から第109号にかけての対策は、各課題に対する具体的な対応策として市民にとって重要な意義を持つ多くの聴衆に守られた。
市は、引き続き市民の生活向上を図るため、将来の課題にしっかりと向き合ったいと意欲を見せていた。各議案の採決については、今後の議論で再度持ち帰る部分もあり、結果が注目されるところである。