令和2年3月5日、横手市議会で行われた議会では、さまざまな人口減少対策が議題となった。
いくつかの質問が取り上げられ、特に「幸せブーケトス事業」が注目を集めている。これに関して市長の高橋大氏は、婚姻数の増加を図るための施策として事業を位置づけており、結婚後の世帯が定住化する点にも効果があると強調する。
しかし、近年の婚姻数は厳しい状況にあり、263件の646組の婚姻数が現れていることから、現在の施策に対する見直しが必要であるとの見解も示された。
また、ひとり親家庭支援についても触れられ、支援の周知と相談体制の機能向上が求められた。市民福祉部の竹原信寿部長は、その意義をしっかり還元し続ける意義があると述べた。また、国民健康保険税の均等割の減免に関しても、無理があれども行政としての支援はなお必要であるとしていた。
今後、国営の水利事業の進捗についても議論が交わされ、自然災害から市民を守るため、的確な施工が必要であることが指摘された。特に石持川のバックウオーター現象が再三にわたり説明され、実効性のある防災策を講じる重要性が強調された。
すべての施策は市民にとっての”ベスト”を考えるべきであり、特に告知・周知活動が重要視されていく中、市長はそれらの主眼に置いて市政に取り組む意向を表明した。