令和元年第2回横手市議会6月定例会が開会された。
議会では多くの重要議題が審議され、特に幼児教育無償化に関する請願について関心が寄せられた。
とりわけ、請願は給食材料費の無償化に焦点を当てており、厚生常任委員長から閉会中の継続審査が提案された。
議長の齋藤光司氏は「ご異議なしと認めます」と述べ、継続審査が決定した。
市長、高橋大氏は、昨晩発生した地震に対する市の対応状況を報告した。
発生した地震は震度4で、横手市では使者を派遣し、急報体制を整えるなど、適切な対応を行ったことを強調した。
新たな被害は確認されておらず、今後も余震対策の必要性を指摘した。
さらに、重要議案として、横手市災害弔慰金の支給等に関する条例、廃棄物処理条例、介護保険条例の改正も審議された。
特に、介護保険条例については、老人ホームの運営や支援が重要視され、質疑が行われた。
また、横手市の病院事業使用料改正に関する議案もあり、質疑では料金体系の見直しが求められた。
市民の負担に関する意見も出され、料金についての検討が必要であるとの見解が示さた。
そして、横手スキー場に関する陳情も審議され、会議では地域住民からの存続を求める声が上がった。
市側は、経済的な課題を抱えながらも、スキー場の存続のための検討を続ける姿勢を示した。
市民にとって重要な交流の場であり続けるために、今後も議論を重ねていく方針を述べた。
このように多彩な議題が討論され、横手市が抱える課題への取り組みが求められる定例会となった。
今後の進捗状況が市民の注目を浴びる中、議会は依然として重要な役割を果たし続ける。