令和4年第3回武豊町議会定例会が9月2日に武豊町議事堂で開会した。
議会では、町長の籾山芳輝氏が令和3年度決算の状況について報告した。一般会計の歳入は182億5,384万5,702円、歳出は171億2,683万6,468円となり、形式収支は11億2,700万9,234円の黒字が見込まれている。実質収支は10億7,640万6,680円となり、全額が財政調整基金に積立てられる。
また、令和4年度の補正予算案も提案され、一般会計補正予算では歳入歳出それぞれ1億5,321万2千円の追加がされ、総額147億6,993万1千円となる見込みだ。特に、育児休業に関する条例改正や子ども医療費支給の対象年齢拡大に関する議案も上程された。
各議案の質疑は9月13日に行われる予定であり、議員からは補正予算の内容や、今後の財政見通しについて質問が寄せられた。籾山町長は「経済回復に向けた計画を進めていく」と強調した。