令和4年3月4日に開かれた定例会では、地域のごみ問題や新型コロナウイルス関連の各種対策について議論が行われた。これらの問題は町民の生活に密接に関連していることから、真剣な考察が求められている。
南 賢治議員は、地域のごみ散乱について質問。ポイ捨てが深刻な問題であり、特にポイ捨てごみの排出元を特定することに苦労していると述べた。担当の副町長、近藤千秋氏は、ボランティア活動を通じてごみ収集を行い、ポイ捨てごみを減らす取り組みを進めていると答弁した。さらに、ポスター掲示やコンビニへの協力依頼も行っている旨を説明した。
次に、福本 貴久議員が大規模停電に対する対策を提案。自然災害による停電がもたらす影響について触れ、町は住宅用太陽光発電システムの導入を進めと述べた。副町長は、太陽光発電の補助制度を活用し、独自の支援策も検討しているとの見解を示した。
学校給食センターをテーマにした青木 宏和議員は、学校給食の安全性や衛生管理基準に基づいた浸透などについて質問。新設される学校給食センターは、給食の管理を徹底し、安全・安心で栄養バランスの取れた食事を提供する計画が進められているとのことだ。
さらに、櫻井 雅美議員がICT活用について言及。オンライン申請の導入が住民の利便性の向上に寄与するとの主張を展開した。デジタル化により、業務の効率化を図りながら、対面窓口も維持するべきとの見解を示した。
最後に、青木 信哉議員が新型コロナウイルスの感染状況に関して発言。年代別に感染者数が増加していることを受け、町は接種券の発送を行い、保育園や小学校での感染予防策を促進している状況を説明した。ワクチン接種の進捗は透明性を持って共有されるべきだとの提案も行われた。
町民の生活環境向上に向けた議員たちの真摯な姿勢と具体的な提案は、町政における重要なテーマとして今後も取り上げられていくことが期待される。