令和4年第4回武豊町議会定例会が、令和4年12月2日に開催された。
この日の議題には、町長の諸般報告や予算に関する議案が15件含まれている。
特に令和4年度武豊町一般会計補正予算(第10号)は、歳入歳出それぞれ4,369万円を追加し、総額151億6,313万2,000円となる見込みが示された。
議案の説明を行った次長兼総務課長の杉浦正享氏は、人件費の補正案について詳細に説明した。
更に、町長の籾山芳輝氏は、令和5年度の予算編成についても言及した。予算編成方針について、職員に指示し、査定作業を進めていることを明かした。
歳入の多くを占める町税は増収の見込みとして、来年2月には新年度予算案を提示予定と述べた。
合わせて環境問題への取り組みや高齢者施策も報告された。特に、ジオパークの活用や地域住民との連携による活動の進展が期待されている。また、12月1日から始まった交通安全県民運動も触れられ、交通安全意識の向上が求められている。防犯についても、特に特殊詐欺についての対策が強調された。
議案第50号では、選挙運動にかかる公費負担の見直しが提案された。選挙運動用自動車のガソリン代や選挙用ビラの制作費の上限額が改正される。
さらに、議案第51号から第57号までの、議員及び町長、副町長の報酬に関する一連の改正案が上程され、これには、議員の期末手当の引き上げが含まれていることも報告された。