令和3年12月の定例会において、武豊町の補正予算に関する質疑が行われた。
主要な議題として、令和3年度の一般会計補正予算や、特別会計における国民健康保険、介護保険、水道、下水道事業の予算が挙げられた。特に注目を集めたのは、介護訓練等給付費の増額に関連する質疑である。
甲斐百合子議員(武豊町議会)は、障害者福祉関連の給付費増加に関し具体的な利用内容をの質疑を行った。福祉課長の篠崎奈緒美氏は、生活介護や就労支援の利用が増加していると明らかにした。また、障害児通所給付費についても、主に児童発達支援の利用が増えたことを伝えた。
質疑が進む中、梶田進議員(武豊町議会)からは人事管理費減額の理由について尋ねられ、秘書広報課長の磯部好文氏が県職員派遣がなかったことが要因と説明した。さらに、プラスチックリサイクル処理委託料の増加の原因についても言及され、環境課長の篠崎良一氏がごみ処理の有料化が影響を与えていると述べた。
次に討論された新設の屋内温水プールに関する条例について、甲斐議員は高齢者福祉の視点からの意味を問うたところ、スポーツ課長の田中孝往氏は、「広い意味で健康づくりに資する施設である」と答えた。
最後に、議題となった図書館と屋内温水プールの指定管理者の選定に関する質疑も行われた。選定日や運営内容について説明があり、各議員が注目する中、充実した質疑応答が行われた。