令和2年9月、武豊町議会定例会は全議員が出席し開会された。
この会議では令和元年度の決算認定や様々な予算案が審議される。
町長の籾山芳輝氏は、令和元年度の一般会計の歳入が142億9,991万4,521円、歳出が138億6,159万8,729円であり、実質収支が3億5,909万6,792円であると報告した。
続けて、各特別会計の報告も行われ、経済的な動向が詳しく説明された。
一般会計や特別会計の決算認定に加え、教育委員会委員の任命や、令和2年度の一般会計補正予算の提案もなされる。
この補正予算案には804万3,000円が追加され、総額197億794万7,000円となる。
特に目を引いたのは、新型コロナウイルスに関連する補正予算であり、様々な支援事業が実施される見込みだと説明されている。
このように新しい財源の確保や、地域支援に取り組む意向が明らかにされた。
また、報告第6号では屋内温水プールの整備など、継続事業の進捗状況が報告された。
議案第54号では、令和元年度の財政状況を見据えた上での補正予算の必要性が強調され、特に国からの支援金の状況が今後の財政運営に大きな影響を及ぼすことが指摘された。
コロナ禍による影響が続く中、町長は町民に対し、健康管理と安全対策への協力を求める。また、交通安全や防犯対策が進められていることにも言及され、地域の安全を担保する取り組みが継続されていることが強調された。
このように会議では、行政側がどのように財政運営を行い、町民の生活に寄与するかが議論されている
今後12件の議案に対する質疑が予定されており、議会の活動には町民からの注目が集まるところである。