令和4年9月13日、武豊町の定例会が開かれ、議案に対する質疑が行われた。
質疑の中で、特に注目を集めたのは、発表された補正予算案と条例改正案である。
補正予算には、令和4年度一般会計補正予算(第7号)と国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)が含まれている。
一般会計補正予算では、保育園施設整備費や中学校維持管理費に関連する質疑が行われた。
具体的には、甲斐 百合子議員が保育園施設整備費について質問し、筆界特定制度利用の理由について説明を受けた。
また、中学校維持管理費に関して、除草剤の人体への影響についても言及があり、学校 教育課の榊原全伸次長兼課長が詳細を述べた。
一方、国民健康保険事業特別会計補正予算では、同じく甲斐 議員から保険税の増収に関する疑問が上がり、町長の籾山芳輝氏が支出の透明性を強調し、保険事業の充実を掲げた。
さらに、育児休業関連の条例の一部改正案では、職員の権利声明があり、育児休業取得を促進する内容が議論された。
また、議案第40号にて子ども医療費支給条例の改正が提案され、今後の制度活用の透明性向上が求められる。
調査結果によると、過去の保険税値の上昇や未収の懸念に対しても、取り組みが必要であるとの視点が共有された。こうした回答に対し、議員らは今後の対策や施策の重要性を強調した。
続いて、水道事業と下水道事業に関する未処分利益剰余金の処分についても議論された。これは町の財政健全性に寄与する見解が述べられた。
質疑応答の後、全ての議案は所管の常任委員会へ付託され、町議会は次回の再開を告げて散会した。議事進行の中で新型コロナウイルス対策として、マスク着用が呼びかけられ、安全な会議運営が進められていることも特徴的であった。