令和4年6月17日、武豊町議会は第2回定例会を開催し、多くの議案を審議した。この議会では、各常任委員会からの報告と、それに対する質疑の後、続いて主要な議案の採決が行われた。
最初に、各委員長から報告があり、総務企画委員会の甲斐百合子委員長は、議案第30号「令和4年度武豊町一般会計補正予算(第3号)」について報告した。この補正予算では、コミュニティ助成事業に500万円の助成金が計上され、過去年度の助成の実績も照会された。
さらに、議案第31号「武豊町税条例等の一部改正」についても特に質疑がされることなく可決された。一方で、文教厚生委員会の森田義弘委員長は、HPVワクチンの助成制度について報告し、特に接種機会を逃した対象者への支援のあり方を説明した。
建設経済委員会の青木信哉委員長によると、議案第32号「武豊町一般廃棄物最終処分場嵩上げ工事請負契約の締結」では、町内事業者2社による指名競争入札が行われ、その詳細が説明された。また、議案第33号の武豊中央公園整備工事についても、具体的な整備内容が明らかにされ、全員賛成で可決された。特に、遊具設置やドッグラン整備等の内容が地域住民に喜ばしい知らせとして受け取られた。
最後に、議案第34号について、補正予算が2,497万8,000円追加されることが提案され、住民税非課税世帯への支援が盛り込まれていることが強調された。また、給付金申請に関する質問も多くあり、福祉課の篠崎奈緒美課長が、各種周知方法について答え、より一層の周知強化を誓った。
この議会を通じて、武豊町の住民に対するさまざまな施策の充実と取り組みが示される結果となり、今後の議会運営、町政の展開が期待される。