令和3年12月、武豊町で行われた定例会では、多くの重要な議題が取り上げられた。
まず、武豊町の屋内温水プールに関連する法案の訂正が両議案として審議された。異議なく承認された。
議案第52号では、温水プールに関する条例の施行日を訂正し、議案第55号では指定管理者の所在地の修正が行われた。特にスポーツ課長、田中孝往氏は、訂正の理由を詳細に説明した。
一般質問では、区への支援や保育園へのICT導入、ネーミングライツ事業、消防団の詰所移転計画について、多くの議員が質問を行った。また、青木信哉議員は地域の加入率の低下について指摘し、町長、籾山芳輝氏は、地域の連携と支援策を強調した。
保育園のICT化に関しては、教育部長の加藤雅也氏が解説。保護者とのコミュニケーション向上や業務負担の軽減効果を述べ、さらなる導入推進が期待されている。
ネーミングライツ事業について、鉄道関連の企業が応募しなかったことが明らかになり、町長は次年度に向けた具体的な対策を検討する意向を示した。
児童虐待防止策に関しては、各機関の連携を深める必要性が説明された。虐待の把握件数はほぼ横ばいであり、施策の強化が求められている。
最後に、ウィズコロナ社会における住民生活に向けて、町長は今後の施策について新たな方針を示し、地域の絆を取り戻すための具体的な施策を実施していく考えを示した。