令和3年9月10日、武豊町の定例会において、さまざまな議題が議論された。特に、令和3年度一般会計補正予算に関する質疑が注目を集めた。
議案第37号の補正予算では、教育費の見直しが行われた。4番の甲斐百合子議員は、学校給食運営費のリースに関する質問を行った。学校教育課長の森田良孝氏は、環境への配慮から低公害車から電気自動車へ変更した理由を説明し、年間賃借料は約199万2,000円と報告した。
また、コロナウイルスワクチン接種事業に関する質疑が行われた。12番の本村強議員は、接種事業費に関し、国からの費用負担の見通しを伺った。健康課長の近藤昭子氏は、国庫支出金が充当される見込みであると回答した。
次に、議案第38号および第39号において、常滑武豊衛生組合規約や知多南部広域環境組合規約の変更についても質疑され、特に議会規則に基づいた説明が為された。これらの変更内容は、地域環境保全施策との関連で重要とされる。
路線認定や水道事業の未処分利益剰余金処分に関する議論も交わされ、各議案に関して議員からの理解を得るための質疑が続いた。この中では、特に未済額や滞納状況についての詳細が求められた。
武豊町では、今後も地域の実情に応じた予算の執行と効率的な税金の使い方が求められている。議会では、常に町民に寄り添った議論が重要視されていることが強調された。議論の詳細な内容は各議員の質疑とそれに対する理事者からの返答として、より透明性の高い財政運営を目指す方針が示された。