令和3年6月18日、武豊町議会の定例会で、重要な議案が審議された。
この定例会では、令和3年度武豊町一般会計補正予算など複数の議案が審議された。議案第29号の一般会計補正予算は、全員賛成で可決される結果となった。総務企画委員長の甲斐百合子氏は、提案された補正予算の主な質疑内容を説明し、特にコミュニティ助成事業についての助成実績が紹介された。
また、新たに計画している地域防災組織育成助成事業において、過去の助成実績も報告され、地域防災に向けた活動が活発化していることが窺える。続いて、文教厚生委員長の森田義弘氏は、令和3年度国民健康保険事業特別会計補正予算が特に質疑なしで可決されたと述べた。こちらも全員賛成にて可決され、地域へのサポートが重視されている様子が見受けられた。
さらに、武豊町母子・父子家庭医療費支給条例の改正についても審議が行われ、所得限度額の設定が明確にされることが報告された。議会では、全体的に各委員会の報告に質疑が行われ、充実した内容で進行することができた。最後に、建設経済委員長の青木信哉氏が中心となって提案した武豊中央公園整備工事の請負契約も全員賛成で可決。
今回の定例会は、議員からの積極的な質疑と意見交換が行われ、議案は全て全員賛成で可決された。このことから、町政が一つになって次のステップへ向かう姿勢が見られ、住民サービスの向上が期待される。閉会時には、町長の籾山芳輝氏が挨拶し、建設的な意見や提案が町政において重要であることを強調した。