令和3年第3回武豊町議会定例会が開会し、町長の籾山芳輝氏が諸般報告を行った。本会議では、町内の財政状況や、令和2年度の決算に関する事情が詳述された。特に、一般会計の歳入は197億1,245万374円に上り、歳出は189億4,309万2,978円で、実質収支は4億8,207万7,431円となったと強調した。
町長の報告によると、コロナ禍の影響で、子育て支援金などの施策が実施された結果、前年より大幅に収入が増加した。一方で、コロナの影響を受けた事業中止もあり、地元産業への影響も見受けられた。
また、特別会計についても触れられた。特に、国民健康保険事業特別会計は、歳入が35億8,490万5,361円、歳出が35億2,940万5,380円で、実質収支は5,549万9,981円となった。
新型コロナウイルスの影響により、地域経済は依然として厳しい状況にあるが、町民の健康維持や子育て支援への金銭的援助等が期待されている。採択された令和3年度一般会計補正予算は、特に交通安全対策と医療看護支援に重点が置かれる。