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武豊町議会、令和2年度補正予算を全員賛成で可決

武豊町議会が令和2年度補正予算を全員賛成で可決。町民との対話集会の条例改正も行われる。
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令和2年12月18日、武豊町議会において行われた定例会では様々な議案が審議された。議案については全て全員賛成で可決されるなど、共通の理解が得られた印象を受けた。

今回の会議では、まず報告第9号として、専決処分の報告が行われた。土木課長の森山利久氏は、「令和2年11月7日に発生した事故に伴う損害賠償額として33万7,238円を決定し、和解を行った」と報告した。

続いて、各常任委員会からの報告が行われた。総務企画委員長の鈴木一也氏は、議案第64号の令和2年度一般会計補正予算について、関連する質疑に対し、「設置費用補助として19万6,000円を計上した」と説明した。この補正には高齢者安全運転支援装置の設置費が含まれている。

文教厚生委員会の森田義弘委員長は、議案第65号の国民健康保険事業補正予算について説明し、その増額の理由を「手続き後に保険税額が減少した件数が多かった」と述べた。また、後期高齢者医療特別会計の補正予算に関しても、「契約ベースの医療扶助が増加する中で対応が難航している」との認識を示した。

建設経済委員会では、石川義治委員長が「砂川公園の改修工事」について、工事の安全対策や利用方法を詳しく説明した。特に「安全のため保護者への注意喚起を徹底しながら進める」との発言は、住民向けの安全対策を考慮したものと言える。

これらの議案に対し、議員からの質疑はほとんど見られず、全ての議案がスムーズに可決された。特に、金額の多い議案第64号には高い関心が寄せられた。

また、議員提出議案第2号に関しては、青木宏和氏が町民との対話集会の開催に関する条例改正を説明し、「円滑な実施を目指す」と強調した。議会はこれを委員会付託を省略し、全員賛成で可決した。

最後に、町長籾山芳輝氏が閉会の挨拶を務め、「多くの議案の可決に感謝し、来年も町政を推進する」と述べた。コロナ禍の影響を受けた今年の振り返りにも言及し、住民への配慮を約束した。

議会開催日
議会名令和2年12月武豊町定例会(第4回)
議事録
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