令和元年9月定例会が開催され、様々な議題が上がった。
特に最低賃金の引き上げに伴う影響には各議員から多くの関心が寄せられた。本村 強議員は、愛知県の最低賃金が898円から926円に引き上げられることに触れ、非常勤職員77人に与える影響について質問した。
企画部長の山田晴市氏は、非常勤職員の報酬が増加する見込みであり、業務内容の変化はないと回答。また、同一労働同一賃金制度の施行に対して、本村氏は影響について問うと、町長の籾山 芳輝氏が制度により待遇差が解消されると述べ、町として対応が重要と強調した。
さらに、甲斐百合子議員からは保育士の確保と環境改善についての質問がなされた。年々保育士のニーズが高まるなか、保育士の働きやすい環境作りに向け、取り組みが続けられていることが報告された。具体的には、担任を持たない保育士を増員し、職場環境を改善する施策を進めているとのこと。
また、インフルエンザワクチンの接種補助制度についても言及された。石原 壽朗議員から、接種の重要性と具体的な施策の必要性が指摘され、今後の制度検討について議論が交わされた。特に、教員の健康管理や登校時の感染症対策についても意見が集まった。
男女共同参画推進に関し、櫻井雅美議員は第3次プラン策定に向けた取り組みについて質問した。男女共同参画は、地域社会の実情を踏まえた施策の重要性が確認され、特に外国人住民や高齢者の支援活動が重要視されている。