令和3年2月8日に武豊町で臨時会が開催された。この会議で、4つの重要な議案が審議される。
最初に、町長の籾山芳輝氏は、新型コロナウイルスワクチン接種関連の補正予算を含む議案を提出した。この補正予算は、1億2,301万5,000円の歳入歳出の増額を含み、町の取組について詳細説明を行った。特に、この予算が新型コロナウイルスワクチン接種関連であることを強調した。
報告第2号では、緑丘児童クラブ別棟新築工事の請負契約の変更について、杉浦正享子育て支援課長が報告を行った。工事施工中に設計変更が必要となり、契約金額が増加したことを説明した。この変更の理由は、学校敷地内に保護者用駐車場の整備が可能になったためであるという。
続いて、報告第3号においては、篠崎良一次長兼環境課長が、損害賠償の額の決定及び和解の専決処分についての報告を行った。この報告は、町が公用車で走行中に、塀を損傷したことに関連している。損害賠償額は8万1,658円であり、全額が保険から支払われることが確認された。
そして、重要な議案として令和2年度武豊町一般会計補正予算が提案され、池田武彦次長兼総務課長が詳細を説明した。特に新型コロナウイルスワクチン接種体制を確保するための予算が計上されており、接種者数は4,680人を見込み、医師や看護師への報酬も含まれている。医療機関への委託料は大きな項目となっており、これにより町民への迅速なワクチン接種を実現する考えが示された。
最後に、議案第3号で屋内温水プール施設の整備についても提案され、契約金額が41億3,018万2,100円に変更されることが報告された。意思決定が順調に行われ、全議案が全員一致で可決される。
町長の籾山氏は、会議を締めくくり、新型コロナウイルス対応に向けた準備の重要性を再度強調して、議会を閉会した。