第5回知多市議会定例会が9月2日に開催された。
本会議には17名の議員が出席し、会議は成立した。議日程は配付された通り進められ、複数の重要な議案が一括して議題に上がった。特に議案第38号から議案第42号までの5件が議論され、個人情報保護条例の改正に関する質問があった。
川脇裕之議員は電子黒板の仕様について質問した。教育部長の加藤由裕氏は、昨年度に配置されたエルモ社製の65インチ液晶タッチディスプレイと同様のものであると確認した。その後、各議案は委員会に付託された。
また、市道路線の認定についても質疑が行われ、異議なしで原案通り可決された。これにより、知多市の道路整備が進展される見込みだ。次に、令和3年度補正予算に関する議案が一括で議題となる予定で、これについても質疑が行われたが、終了した。市長の専決処分事項や決算報告も続き、全般的に執行状況が議論された。
市長の宮島壽男氏は、令和2年度一般会計歳入歳出決算について詳細な報告を行った。歳入総額は382億751万6,275円、歳出総額は367億2,629万9,204円とし、実質収支は14億5,265万8,071円に達した。この結果から、経済の回復に対する意識が見られた。また、決算審査委員は、決算が適正に処理されているとの判断を示した。
来年度に向けての財政改善プランの推進が期待される中、市全体の行政発展に寄与する方針が述べられた。市の厳しい財政状況を踏まえ、財源確保や施策の強化が求められる。次回の本会議は9月17日に予定され、議案審査などが行われる予定だ。